奈良県信用保証協会では、SDGs貢献のため、様々な取組みを行っています！

当協会はSDGsを推進する取り組みの一環として、環境債等を購入しておりますが、この度、新たに大阪ガス株式会社の「第53回無担保社債（トランジション・リンク・ボンド※）に投資いたしました。

当社債はDaigasグループが掲げるCO2排出量削減目標「2030年度にDaigasグループの国内サプライチェーンCO2排出量500万トン削減（2017年度比）」をKPI及びSPTとし、SPTが未達成の場合、大阪ガスの社債発行額の0.1％相当額を、環境保全活動を目的とする団体等へ寄付されるという債券です。
大阪ガス株式会社はトランジション・リンク・ボンドを発行するため、グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワークを改訂され、エネルギーの安定供給とカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進しておられます。
また、本フレームワークは、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社より各種基準への適合性について「セカンド・パーティ・オピニオン」も取得されておられます。

奈良県信用保証協会は、引き続き、地域・社会や環境との共生、経済・企業との安定的な成長共有の観点からESG債への投資を継続的に実施し、持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組みを推進して参ります。

※トランジション・リンク・ボンド
脱炭素社会の実現に向けて長期的な戦略を策定した企業が、その戦略に沿った温室効果ガス排出削減等の目標設定等を行い、当該目標の達成状況に応じて経済的条件等が変動する社債のこと